vol.14
元前頭二枚目 徳勝龍。奈良県奈良市出身。少年相撲で頭角を現し、近畿大学を経て、木 瀬部屋に入門。2009年の初場所で初土俵。2020年の初場所で初優勝(14勝1敗)。 数少ない奈良県出身力士としては98年振り、幕尻力士としては20年振りとなった幕内 優勝は「奇跡の優勝」と話題になった。2023年、現役を引退し、年寄「千田川」を襲名。
“お客様の声”は、田屋にゆかりのある皆様にお話を伺う企画です。
第14回目は、
千田川親方にお話を伺いました。
2020年初場所。千秋楽、最後の大一番。
大関を破り、幕内初優勝を果たしたその瞬間、日本中の視線が土俵に注がれました。
取組後のインタビューで見せた、静かで謙虚な佇まい。その姿は、多くの人々の記憶に深く刻まれています。
その後、二所ノ関親方(第72代横綱・稀勢の里関)の紹介をきっかけに田屋と出会い、以来、長年にわたりネクタイをオーダーし続けてくださっている千田川親方。
時を重ねて育まれたご縁のもと、今回「田屋通信」にご登場いただきました。
写真:現役時代の写真
千田川親方の特注ネクタイは、田屋史上最長の185cm。大柄な体型ゆえに小剣が覗きがちな中、「きちんと収まる余裕のある長さが理想です。」と語る。「はみ出ると、自分が一番落ち着かない。」と笑う一言に、その美意識が表れます。
象徴となるのは、親方自ら「この色で」と提案された深い紫。トンボ柄の「勝ち虫」をあしらったその色は、古来より高貴とされ、勝負の世界に生きる男の揺るぎない信念を物語ります。
一本に込められた、長さと色への美学。
そこには、変わらぬ品格が静かに息づいています。
写真:コラボネクタイ写真
※こちらのネクタイの長さは通常の約150cmとなっております。なお、通常より長いネクタイをご希望の場合は【田屋のロングオーダータイ】にて、承っております。
千田川親方の身長は183cm、結びはウィンザーノット。
その体格と端正な結び目を思えば、185cmという長さも自然と頷けます。装いは、主にネイビーのスーツ。
「自分も真似されるような、憧れとなる装いを心がけたいですね。」
柔和な表情で語る言葉には、確かな美意識が宿ります。
お相撲さん柄や金星柄についても、「コミカルで可愛く、スーツにも合わせやすい。」と穏やかに評価。品格と遊び心を自然体で纏う―その姿こそが、千田川親方の魅力です。
2020年、コロナ禍直前の優勝から5年。
激動の時代を経ても、相撲の価値は静かに輝き続けています。
34年ぶりのロンドン公演を成功裡に収め、日本相撲協会は財団法人設立100周年を迎えました。
そして、銀座田屋は創業120周年。
いまや両国や銀座には、世界各国から多くの人々が訪れています。高まる国際的な相撲人気の中で、千田川親方の眼差しは、次代の関取、そして誰もが憧れる力士の誕生へと向けられています。
受け継がれる伝統と、その先にある未来へ。
田屋もまた、相撲とのご縁を胸に、夢と憧れを一本のネクタイに託してまいります。
Collaboration Ties
抱かれた赤ん坊は、元気に育つ。お店に来てもらえば、商売繁盛。押された手形は、魔除けになる等、存在自体が縁起が良い力士(相撲取り)。本来、相撲は神事で、力士自身が特別な存在だったことが理由のようです。化粧まわしにもご注目。博多人形のような豆力士の堂々土俵入り。
“明けの明星”ではありません。大相撲で、平幕の力士が横綱を倒すこと。すなわち、これ金星(きんぼし)。殊勲の対象であり、報奨金も上がります。星空にも見えるネクタイ。瞬く星は、金星と白星(しろぼし)。結べば、勝ち越し。胸元に勝利を呼び込む、田屋のオリジナルタイ。
“勝ち虫”とは、トンボの別名。前にしか飛べないトンボは、決して退かない不退転を表すシンボルとして、戦国の武将たちに好まれました。縁起を担ぐ彼らは、迷うことなく前へ進む姿を、勝利を呼び込む開運の象徴と見做したのでしょう。ネクタイでは、縦横無尽に飛ぶトンボ柄。
企業・学校・クラブのオフィシャルタイ、記念タイを作りませんか。
実績を持つ「ネクタイの田屋」が、店頭商品と変わらぬクオリティーをお約束します。ご満足いただけるオリジナルタイを、フルオーダーで承ります。
| お問い合わせ | :田屋 商品企画部 |
| メール | :tailormade@ginza-taya.co.jp |
| TEL | :03-3541-2771
:03-3541-2771 |